BuffaloのSSDを小型化してみた
以前の記事でBuffaloの外付けSSDを分解した際に、SSDの基盤がとても小さく、中身がスカスカなことが判明。
Buffaloの外付けUSB SSD 「SSD-PG480U3-BA」を買いました。 容量は480GBで記事執筆時点での価格com最安は税込7206円。500GB前後のSATA SSDが安いもので50...
まあ2.5インチSSDなんてのは大体中身がスカスカなので、予想はしてたけど。でも、せっかく分解して基盤取り出したのだから、基盤にぴったりのサイズのケースを用意すれば小型化できると思ってやってみました。
ケース製作
とは言っても、説明することはほぼありません。
基盤のサイズをノギスで測って、それが入るサイズの3DモデルをCADで設計します。
できたら3Dプリンターで印刷します。
もちろん最初から上手くいくわけないので、寸法やCuraのパラメータを調整していきます。
そして、最終的にできたのがこちら
フタをしてネジをねじ込めばこうなります。
ぴったりとはいかず、少し歪んでしまっています。なかなか調整が難しいですね。
動作時はこんな感じ。透明のPLAを使用したので、ちゃんとLEDも見えます。どころか、普通は見えないSSD内部に存在するLEDまで見えちゃってます。
サイズ比較
半分以上小さくなった
最終的にできたケースをノギスで測ると、72.7 x 52.4 x 9.5mmになりました。
CAD上では73 x 52.6 x 9mmで設計してます。
元々のサイズが75 x 117 x 11.5mmだったので、軽く半分以上は小さくなってます。
並べてみた
手持ちのSSDと並べてみました。
左からそれぞれ
- M.2 Thunderbolt SSD
- Amazonで買った2.5インチHDDケース
- 元々のBuffaloのケース
- 自作ケース
となってます。
厚みはこんな感じ。ちなみにAmazonで買ったHDDケースは12mm対応なので少し厚めです。
まとめ
さてと、見事SSDを小型化できたわけですが、正直小さなSSDが欲しかったらメーカーが出してる小型の外付けSSDを買った方が絶対にいいです。
これをするのに
- メーカー保証がなくなる
- 手間がかかる
- 分解の手間
- ケースを作る手間
- 3Dプリンターが必要
といった感じでハードルがなかなか高いです。
僕の場合、興味本位で分解したら小型化できそうだったから試してみただけで、別に小さいSSDが欲しかったわけではないですし。
まあ、ネタ程度にこの記事を読んでもらえてば幸いです。
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