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2019年4月10日 0時02分

Core i9 iMacのターボブーストの挙動

Core i9 iMac 2019の消費電力とベンチマーク

この記事でCinebenchでのベンチマークを行なった際に、Intel®︎ Power Gadgetで動作クロックを眺めていたのですが、興味深い挙動をしていました。

i9

まずは、iMacに搭載されてるi9は何なんだという話ですが、Appleの公式サイトではこのようになってます。

注文カスタマイズ画面

世代やコア数、クロック数を考えるにおそらくi9-9900Kでしょう。

インテル® Core™ i9-9900K プロセッサー (16M キャッシュ、最大 5.00 GHz) 製品仕様

このCPUはベースクロック3.6GHz、ターボクロック最大5.0GHzと表記されていますが、実際はもっと複雑で、負荷がかかっているCPUのコア数に応じてターボクロック数が変わります。

負荷のかかるコア数ターボクロック数
1〜2最大5.0GHz
3〜4最大4.8GHz
5〜8最大4.7GHz

これを踏まえて結果を見ていきます。

シングルコア

まずはCinebenchでシングルコアのベンチマークを行なった際はこんな感じになりました。

スクリーンショットはベンチマークの途中ですが、この後は特に大きな変化もなかったです。

Intel®︎ Power Gadgetで観察すると、ベンチマーク開始直後すぐにターボブーストが効いてクロックが4.8GHzまで上がります。しかしそれ以上にクロックが上がることはなく、終始4.7〜4.8GHzの間のクロックでベンチマーク終了まで動き続けました。

これはシングルコアのテストなので負荷のかかっているCPUは1つです。なので、仕様上5.0GHzまで上がってもいいのですが、実際には4.8GHz止まりでした。

マルチコア

そして、マルチコアの測定結果はこんな感じです。

まず、マルチコアのベンチマークを開始すると、その直後4.8GHzまで上がりますが、すぐに4.7GHz前後になります。この時のiMacの消費電力は180Wです。そして、さらに7秒ほどで3.7GHzまでクロックが下がり、消費電力も140Wになります。

こっちはCPUの仕様に沿って4.7GHzまでクロックが上がりましたね。しかし、ターボブーストがよく効いている時間が10秒に満たないというのもちょっと短い気がします。

連続負荷テスト

今度はCinebenchのマルチコアテストを繰り返し何回も実行して長時間負荷をかけてみます。

ベースクロックよりも少し高い3.7GHzで回り続けました。

ここで驚くのが、iMacの静かさです。何回もベンチを回して温度が90℃を超えたあたりではっきりと聞こえるくらいにファンが回ったのですが、それでもすぐに静かになりました。静かな間も裏の送風口からは暖かい風が出ていたので、うるさくない程度でファンを回してある程度冷却できるみたいです。

総評

まず分かった点は

  • 5.0GHzになることは、まずない
  • 4.7GHzのクロックも10秒も維持できない
  • ベースクロックよりも少し高い3.7GHzで動き続ける

という感じです。つまり、i9のiMacは性能はそこそこで、静かなi9搭載マシンといったところです。

これはAppleの調整によって、このような動作になっているのでしょう。

Core i9-9900K(Coffee Lake Refresh)のベンチマーク – the比較

計算能力はこのサイトと比較して4/5程度でしょうか。

ベンチマークの結果は芳しくないですがその分静かなので、全体的に見ればいいマシンだと思います。

関連

同じようなことをやっている動画があったので、よかったらこっちも見てみてください。

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